加茂泉 純米吟醸 朱泉本仕込の味、きき酒レビュー
今回は「加茂泉 純米吟醸 朱泉本仕込」だね。
広島のお酒だけどどんなお酒なの?
「加茂泉 純米吟醸 朱泉本仕込」は名醸地東広島の「西条」にある「加茂泉酒造株式会社」だ造られているお酒です。
厳選した米を手作りで醸し活性炭ろ過をおこなわず、芳醇で豊かな味わいと美しい山吹色のお酒として親しまれているそうです。
それではきき酒していきましょう。
スペック
品目 日本酒
原材料名 米、米こうじ 使用米は国産米100%
精米歩合 58%
アルコール分 16度
日本酒度 +1.0
酸度 1.6
使用酵母 KA-1
使用米 広島八反 新千本
特定名称 純米吟醸
きき酒レビュー
外観
澄んだやや濃いトパーズ色
香り
・第一印象
芳醇な、やや熟成香を感じる印象
・特徴
紅茶やマッシュルームのような熟成を感じさせる香り。
メロンやバナナのようなやや幅のある甘い香りも感じる。
ヨーグルトのような乳製品の香り
グレープフルーツの苦みをともなった香りに新緑の香り、青竹の香りも微かに感じる。
味わい
第一印象はやや強い印象。
上品な甘味、酸味はややシャープ。
苦みは強く感じる。
余韻はやや短い。
きき酒レビュー(製造者側、鑑評会的コメント)
酢酸イソアミル、カプロン酸エチルの吟醸香を少し感じる。
やや吟醸香の熟成をかんじる。
生の熟成香、木香様の香りも微かに感じる。
上立ち香は熟成香も相まって芳醇で豊かに感じるが、味わいに苦みを感じややドライな印象に落ち着く。
まとめ
純米吟醸だけどどちらかといえば味に幅があるように感じたよ。
香りより味に特徴があって美味しかったよ。
上品に吟醸香もあり熟成香も感じたので複雑性のあるお酒でしたね。味に厚みがありました。
苦みがややあるので味キレよく、最終的にはドライな印象でした。
常温からぬる燗で飲むのがおすすめです。
・味に幅のある純米吟醸
・常温からぬる燗で飲むのがおすすめ。
私はぬる燗で飲みましたが味にふくらみがあり料理とも好印象でした。
加茂泉 純米吟醸 朱泉本仕込
おいしいお酒でした!
他にも純米吟醸酒のきき酒しています。参考にどうぞ
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