Dr.zenzen 1636 TBA(ドクター ツェンツェン トロッケンベーレンアウスレーゼ)の味、テイスティングレビュー
今回は
「Dr.zenzen 1636 TBA」
(ドクター ツェンツェン トロッケンベーレンアウスレーゼ)
ですね。
ドイツのワインみたいですがどんなワインですか?
「Dr.zenzen 1636 TBA」は
ドイツのラインヘッセンで造られている
貴腐ワインだよ。
そうなんですね!
貴腐ワインってどんなワインなんですか?
貴腐ワインは
貴腐菌というカビの効果で水分が減少し、
糖度が極端に高くなったブドウを原料に造られたワインだよ。
要は干しブドウのように乾いたブドウを使って作られたワインなんだ。
糖分の高いブドウで造られているのでとても甘口のワインが多いよ。
また水分の少ない凝縮したブドウ果実を使うから大量のブドウが必要だし、
醸造するのにも手間暇がかかるから高級なワインになりやすいよ。
貴腐ワインは世界に3大産地があって
・フランスのかの有名な「シャトーディケム」のあるソーテルヌ
・ハンガリーのトカイ・アスー
・そして今回のドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ
が世界でもっとも有名な貴腐ワインだよ。
なるほど!
とても甘いお酒なんですね!!
このトロッケンベーレンアウスレーゼって何のことなんですか?
ドイツの高級ワインの指標の一つで
ワインの原料果汁の糖度によって種類が分けられているよ。
カビネット<シュペートレーゼ<アウスレーゼ<ベーレンアウスレーゼ<アイスワイン<トロッケンベーレンアウスレーゼ
の順番で糖度が高くなっていき、
トロッケンベーレンアウスレーゼはそのなかで一番の最高級のワインになるんだ。
それではティスティングしてみましょう!
スペック
産地 ドイツ ラインヘッセン
生産者 DR.ZENZEN
アルコール度数 10度
等級 プレディカーツヴァイン トロッケンベーレンアウスレーゼ
テイスティングレビュー
外観
香り
やや華やかな蜂蜜かおり
ダージリンの紅茶、やや熟した香り。
オレンジのようなさわやかな柑橘系のかおりも感じる
味わい
強い甘味を感じる、
やや酸味が少ないので甘味が全体的に勝っている。
貴腐ワインにしてはややスッキリしている印象。
バランス的にはきれいな甘みで飲みやすい。
まとめ
甘くて飲みやすいワインでした!!
日本酒では感じることのない強い甘味、きれいな熟成した香りを感じました。
僕は貴腐ワインにしてはスッキリした印象だったよ。
甘味はシンプルな感じだけど、
ダージリンの紅茶のような熟成した香り、
蜂蜜のようなコク、
さわやかなオレンジのような香りも感じ
貴腐ワインの特徴も味わうことができたよ。
価格も375mlで2000円前後なんでコスパはいいと思うな。
・普通の白ワインと比べるとかなり甘めの極甘口ワイン
・貴腐ワインにしてはややシンプルな味わい。
・貴腐ワインの特徴も感じられ、コストパフォーマンスが高い。
高価な貴腐ワインの入り口としては素晴らしいワインだと思います。
「Dr.zenzen 1636 TBA(ドクター ツェンツェン トロッケンベーレンアウスレーゼ)」
美味しいお酒でした。
ワインだけでなく日本酒が好きな人におすすめの記事です。参考にどうぞ。
日本酒の定期便はいかがですか?
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