若戎 育酛 純米吟醸 真秀の味、きき酒レビュー
今回は「若戎 育酛 純米吟醸 真秀」だね。
前に「若戎 純米吟醸 義左衛門」もきき酒したね。どんな違いがあるか楽しみだね。
若戎は三重県の酒蔵です。
「若戎 育酛 純米吟醸 真秀」は蔵つきの天然の乳酸菌を取り込み、じっくり時間をかけて酛(酒母)を育てた純米吟醸酒だそうです。
それではきき酒していきましょう。
若戎の他の種類の純米吟醸もきき酒しています。参考にどうぞ。
スペック
品目 清酒
原材料名 米(富山県産)、米こうじ(富山県産米)
精米歩合 53%
アルコール分 16度
日本酒度 +2.4
酸度 2.2
アミノ酸度 1.6
特定名称 純米吟醸
富山県産五百万石100%
きき酒レビュー
外観
透明感のあるややイエローがかったクリスタル。
香り
・第一印象
ふくよかな,やや熟成香を感じる印象。
・特徴
スミレやアカシアのような花の香りに椎茸やゴボウのような熟成香をともなった香り。
栗、クルミのようなナッツの香りも感じられる。
サワークリームのようなやや酸を感じさせる乳製品の香り。
かすかにスモーキーな香りも感じる。
味わい
第一印象はやや強い印象
甘味はまろやか、力強い酸味
苦味はコクをあたえている。
バランス的には豊潤なまろやかな印象
余韻はやや長い
きき酒レビュー(製造者側、鑑評会的コメント)
吟醸香はやや弱い。
木香様の香り少し、熟成香も感じる。
乳製品の香り、ややスモーキー。
酸味が強いが甘味、苦味とのバランス良く、好印象
味に厚みが有りやや複雑味がある。
まとめ
味に幅があって特徴的な純米吟醸だったよ。
同じ若戎の純米吟醸なら「若戎 純米吟醸 義左衛門」のほうが一般的な吟醸酒のあじだったよ。
酸が豊かにありボリューム感のあるお酒でしたね。
熟成香等とも相まってより複雑な味わいのお酒に感じました。
チーズとか乳製品と相性が良さそうです。
冷酒から常温くらいがおすすめです。
・複雑な味わいの純米吟醸酒。
・酸味が豊かにありボリューム感のあるお酒。
・冷酒から常温くらいで飲むのがおすすめ。
私は冷やして飲みましたが酸味がいきいきとして美味しかったです。
若戎 育酛 純米吟醸 真秀
おいしいお酒でした!
他にも純米吟醸きき酒しています。参考にどうぞ。
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