越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸の味、きき酒レビュー
今回は「越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸」だね。
ワイン酵母を使っているみたいだけどどんなお酒なの?
「越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸」は新潟の「(株)越後鶴亀」が造っているお酒です。
あえて小仕込みにこだわり、麹は「こうじ箱」をつかうことによって杜氏の熟練した技、感性を活かす麹造りができるそうです。
このお酒はワイン酵母を使うことによって、従来の日本酒では出会えない味わいが魅力のお酒です。
それではきき酒していきましょう。
スペック
品目 日本酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分 13度
精米歩合 60%
日本酒度 -32
酸度 4.0
アミノ酸度 1.3
原料米 麹米(山田錦、五百万石)、掛米(こしいぶき)
特定名称 純米吟醸
ワイン酵母使用
きき酒レビュー
外観
透明感のあるイエローがかったゴールド
香り
・第一印象
ふくよかな、芳醇な印象
・特徴
白ワインを思わせる香り。
ライチやグレープフルーツのような酸味を感じさせる香り。
アカシアやスイカズラのような花の香りも感じる。
石炭のようなミネラル感。微かに新緑の香りも。
味わい
第一印象はやや強い。
甘味はふくよか、酸味は力強い。
苦味はコクをあたえている。
バランス的には溌剌としているが厚みのあるお酒。
余韻はやや長い。
きき酒レビュー(製造者側、鑑評会的コメント)
酸味強い。酒母や踊りのもろみをきき酒したときの酸味を感じる。
微かに木香様にかおりを感じるがオフフレーバーはあまり感じないキレイなお酒。
甘味も強いが酸味と相まってバランス良く好印象。
まとめ
白ワインのようなお酒だったよ。
甘酸っぱくて美味しかったよ。
日本酒度は-32、酸度は4.0と日本酒の酵母ではでないような酸味でしたね。
ワイン酵母を使うことによっていい意味で特徴のあるお酒だと思います。
食中酒より食前酒、冷やして飲むのがいいのではないかなとかんじました。
・ワイン酵母の特徴を感じおもしろいお酒。
・甘味酸味が豊かにありボリューム感のあるお酒。
・冷やして飲むのがおすすめ
私は冷やして飲みましたが酸味も爽やかで飲みやすく食前酒として素晴らしいお酒だと思いました。
越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸
おいしいお酒でした!
他にも純米吟醸酒をきき酒しています。参考にどうぞ。
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