奥の松 あだたら吟醸の味、きき酒レビュー
今回は奥の松の吟醸酒だね。
どんなお酒なの？
｢奥の松｣は福島県の｢奥の松酒造｣が作っている銘柄です。
｢奥の松 あだたら吟醸｣は安達太良山（あだたらやま）の伏流水を使って毎晩のめる吟醸酒を目指したお酒だそうです。
インターナショナル・ワインチャレンジ（IWC）2018で”チャンピオン・サケ”を受賞したお酒です。
それではきき酒していきましょう。
スペック
日本酒度 ＋4．0
アルコール分 15度
原材料名 米（国産）、米こうじ（国産米）、醸造アルコール
酸度 1．3
使用酵母 奥の松酵母
精米歩合 60％
吟醸酒
IWC 2018 ｢チャンピオン・サケ受賞｣
きき酒レビュー（SAKE DIPLOMA的コメント）
外観
透明感のある淡いゴールド
香り
・第一印象
華やかな、ふくよかな印象
・特徴
黄色いリンゴや、白桃、アカシアのような華やかで甘い香りを多く感じる。
かすかにや麹由来のマッシュルームの香りや、紅茶のような熟成感のある香りもすこし。
味わい
第一印象はやや強く、ふくよかな甘み
酸味は優しく、苦みは穏やか。
きれいなお酒
華やかな香りも相まってバランス的には厚みのある印象だが、余韻はやや短くキレが良い。
きき酒レビュー（製造者側、鑑評会的コメント）
カプロン酸エチル（リンゴ系の吟醸香）を強く感じる。
吟醸香の熟成が少し感じられる。脂肪酸の香りかすかに。
やや甘みが強くかんじる。
吟醸酒のためか甘みのわりにキレが良い。
まとめ
すごくリンゴのような香りがしたよ。
これが吟醸香ってやつだね。
甘くてフルーティーな香りでおいしかったよ。
リンゴ系の吟醸酒の香りを強く感じましたね。
甘みもあって飲みやすいです。
日本酒をこれから飲みはじめたいっていう人にもおすすめです。
キレがいいので吟醸酒ですが食中にもいいかも。
吟醸酒らしい吟醸酒だと思います。クセも少なく吟醸香も華やかにあってきれいなお酒です。
甘みもあるので冷蔵庫で冷やして飲むのがおすすめです。
奥の松 あだたら吟醸
素晴らしいお酒でした。
ほかにも福島のお酒をきき酒しています。参考にどうぞ。
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